実体験に勝るものなし!

2020.02.21

先日面白い光景をみた。多摩川の河川敷で、小学校低学年くらいの男の子と若いお父さんの1組の親子が凧揚げをしていた。天気は快晴だがほぼ無風であった。今の凧揚げの凧はカイトがほとんどで和凧はあまり見ない。子供は若いお父さんの指示通りなんども走って凧糸を引っ張る。瞬間上がるがすぐに地面に追突。お父さんは走り方が悪いから凧が上がらないと子供を何度も責める。しまいに子供はやる気をなくし地面に伏せてしまった。するとお父さんは、「お前は根気がないからだめなんだ」とまた叱る。

ちょっと待てよ、風もないのに凧が上がるわけがない。このお父さんは子供の頃に自分で凧揚げをしたことがあったのだろうか。きっとない。トンボ捕り、釣り、泥だんご作り、子どもは子供の頃の実体験から自然を習うことが多い。実体験がないと、このようなことが日常茶飯事に親子の間で起こっているのではないだろうかと不安を感じた。

本を読んでも、YouTubeを観て分かっても実体験がないと本当のことを子どもに教えることができない。情報が氾濫している現代、何でもネットなどで簡単に情報を取ることができるが、そこには、風の力も感じられないし、腕を引っ張られる感触もない・・・。

親子の間だけではなく教育の現場でもこのような事が起こっているのではないのだろうか。

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